多くの企業がインフルエンサー集客というものを利用しています。

その手法というのは一般的には合法的なもの、つまり、Youtuber、tiktoker、instagramerとのコラボレーションというもの。これはインフルエンサーに利用してもらって感想を言ってもらう。またはそれを商品開発、改良に反映する。

もう一つは非合法のステルスマーケティング的なものである。

有名な芸能人やインフルエンサーと言われる方が広告とは告知せずに感想を発信し、イメージアップなどをはかり、売り上げアップ、ブランディングを狙うものです。

ステルスマーケティングの中身

一つは、ユーザーなどを装った事業者が、自社の商品やサービスについて、高く評価する内容を記載する方法です。これは「なりすまし」という方法でいろいろなポータルサイトの口コミなどがこれに当たるものがあります。
もう一つは、芸能人やインフルエンサーといった著名人を使って、高い評価で紹介してもらい、SNSで配信してもらう方法です。これは利益提供型と言われるもので商品の提供や広告費を払っている場合がこれに当たります。


なりすましによる口コミ

これは飲食店の評価やショッピングサイトの評価において行われるものが多い。

最近ではGoogleビジネスでの口コミ、コメントなどでもおこなわれています。

すぐにばれるような口コミも多くありますが、そうでないものも多い。

例えば、病院、特に歯科医院などで見かけるものであるが、いいコメントの中にアカウントからどのようにしてその病院、歯科医院まで通院しているの?というのがあります。大阪の病院にわざわざ京都や名古屋からというものです。全てを否定はできません。それは転勤なのかもしれませんし、いろいろなコメントをしているのですが、単に体が弱くて、転勤族なのかもしれないからです。


芸能人やインフルエンサーを使った商品、サービス紹介

これは今でもあります。特に美容系、健康系の商品についてあるような印象です。

それに関してはその情報をどう感じるか?は人それぞれなので評価できません。


「ステルスマーケティング」の法規制を検討へ

2022年9月9日の新聞、ネットサイトでも発表されています。

『広告であることを明らかにせず、口コミを装って宣伝する「ステルスマーケティング」について、有識者会議で法規制を検討することになりました。』ということです。

消費者担当・河野太郎大臣が「広告でないと思って飛びついたら、実はそれは広告だったということは、消費者の消費行動にとってどうなのよっていうことがある」とコメントしていることからも今年の中には本格的な議論が始まりそうです。

有識者会議でどのような結論に達し、どういう対策を練るのか?ということです。

ステルスマーケティングの規制(ステマ広告に法規制)


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