米Googleは人工知能(AI)による対話機能を検索エンジンに追加する計画だ。Googleのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。米オープンAIが開発したChatbot(自動会話プログラム)「ChatGPT」などの競合サービスや、経営に関わるその他の圧力への対応を求められている。オープンAIの対話型AIの次から次へとバージョンをアップさせていることもかなりの圧力になっているだろう。

英語圏では既に、ChatGPTに対抗するためにBardを発表し、展開しているが、これがGoogleの検索エンジンに搭載されると考えられる。日本語では、対応はもう少し先になりそうだ。

Googleの強みは言語理解にあり、自然言語を処理し、人間のような発話を生成する大規模言語モデル(LLM)で業界のトップを走り続けてきた。これを活かすことでより精度の高いGoogle検索が可能になるだろう。

Bingに既に搭載されているChatGPTとのシェア争いが今後どうなるのか?に興味がある。

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